CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« お知らせ・プレスリリース | Main | 開設・運営支援»
プロフィール

発達わんぱく会さんの画像
カテゴリ
最新記事
<< 2020年10月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
吉田一紀(IT担当)
ETIC<ビジネスモデル> (05/08) youhey nasu
1月 子どもの長所を伸ばす! 子育て勉強会のお知らせ (01/11) 岡本かずえ
1月 子どもの長所を伸ばす! 子育て勉強会のお知らせ (01/03) 朝顔大好きおばあ
こっこ 夏の自由研究14 (09/20) 小南 賛
神戸の小児科医の先生 (09/17) 神戸の小児科医
神戸の小児科医の先生 (09/16) 小南 賛
こっこ 夏の自由研究12 (09/16) 朝顔大好きおばあ
こっこ 夏の自由研究12 (09/16) 小南 賛
こっこ 夏の自由研究4 (08/03) 朝顔大好きおばあより
こっこ 夏の自由研究4 (08/03)
リンク
国際音楽療法学院での講義報告 [2016年01月08日(Fri)]
教育・研究課所属の井上の講演報告を、以下の通りさせていただきます。


昨年11月28日(土)に国際音楽療法専門学院(埼玉・川越市:http://www.ongaku-ryohou.co.jp/)で行われたスペシャルセミナーで、「「健康」に効果をもたらす音楽療法 〜体と心のハビリテーション〜音楽療法とエクササイズ」と題して講義をさせて頂きましたのでご報告致します。

今回の講義では、「健康」についてと「小児の肥満に対する音楽療法の効果」について調査をした内容を基本にお話をさせて頂きました。特に、音楽療法の理論を元に、体重軽減を促すにはどのような実践プログラムを作成したのか、その背景にある体重軽減のメカニズムを理解し、プログラムの実施を行なった結果はどうであったのかを時系列に紹介しながら、身近な疑問や、知りたいことを知るための調査・研究をすることの大切さも伝えました。

この講義には、20名前後の方が受講されていました。受講者は、音楽療法士を目指されている方々とこの学院の卒業生で、講義時間の2時間、休憩時間もない中、質問形式で行われた参加型の講義に、真剣に耳を傾けてくださいました。欧米、特に米国に於ける小児の肥満は年々増加しており、体重軽減の為のプログラムは、社会へのインパクトがあり大変重要な研究課題となっています。日本では、2000年はじめをピークに肥満傾向は減少されていますが、肥満傾向の子供が減ってきたといっても、ここ30年の間でみると2〜3倍に増えているといわれています。今後日本でも、音楽療法を基盤に子どもの肥満に対して体重軽減プログラムを作成し、実施できる方が増えることを願っています。

午後は、「高齢者領域における運動と音楽の関連性について」という講義が、理学療法士の中井真吾先生からありました。「継続することの大切さ」、「音楽療法=モチベーションに繋がる」、そして、最後のまとめにあった「単純な関節運動だけでなくリズム同調やパターン化された感覚刺激による機能向上」についての内容は、高齢者にかぎらず、小児におけるハビリテーションにも同様な部分が多くあると勉強させて頂きました。このような機会を与えてくださった学院の先生方、本当にありがとうございました。

当法人では、音楽療法を知りたい、音楽療法の講義を聞いてみたいという方を対象に出前講義を行っています。ご興味のある方は、是非お問い合わせください。出張講義にいつでも伺わせていただきます。

(文責:井上聡子)

音楽療法学院.jpg
講義中の様子

国際MT2.JPG
理学療法士 中山真吾先生と
NeoForum2015:ランチョンセミナーでの講演報告 [2015年12月15日(Tue)]
教育・研究課所属の井上の講演報告を、以下の通りさせていただきます。
 

 遅くなりましたが、9月26日(土)に行われた、NeoForum2015:ランチョンセミナーで、「海外に於けるNICUでの音楽療法の研究と音楽の活用」の講演をさせていただいた中から、ご報告をさせていただきます。音楽療法士である私が、このような場で講演させていただけたのは、座長を努められた埼玉県立小児医療センターの清水先生に音楽療法への期待を持っていただけたことと、このフォーラムに携わる方々のご理解があったからだと思い、大変光栄に感じております。

このフォーラムは、首都圏のNICU(Neonatal Intensive Care Unit)新生児集中治療室の医師、看護師、また、その他のNICUにかかわられる医療従事者の方を対象に開催され、周産期母子医療のあり方やそれぞれのケースについて互いに学び合い、情報共有し、より良いNICUでの臨床を目指すために10年前から始まりました。ランチョンセミナーでしたので、昼食の50分という時間でしたが、NICUで音楽療法の臨床と研究を行なっているフロリダ州立大学の研究データを元に、音楽療法についてと、その実践を紹介し、また、海外での臨床映像も見て頂きました。映像と音楽が流れると、なんとなくですが温かい雰囲気になった気がしました。

午前10時から午後5時までの日程で行われたフォーラムの後には、懇親会が開催されました。懇親会では、音楽療法の実演として、音楽療法の考え方をベースに音楽療法の疑似体験して頂くという試みをさせて頂きました。受動的な音楽活動、能動的な音楽活動、とそれぞれを体験していただきましたが、最後は、医師の方がマイクを持ち、参加された皆様が「ふるさと」を合唱されました。その歌声は、私にとってとても心温まるものでした。

最後に、音楽が人に与える影響は大きいと感じる経験は、誰もが少なからずとも体験していると思います。その、音楽と人の関係を学術的に考察し、臨床を行うのが音楽療法ですが、まだまだわからないことの方が多いのが現状です。しかし、今回のセミナーで、NICUに特化した音楽療法の臨床と研究を医療関係者の方々に少しでも知っていただけたのなら私の今回の任務は果たせたのではと思いました。

なお、懇親会での会話の中で、現在のNICUでは子どもの生存率もあがっており、子どもの成長に音楽の介入があることで、よりよい成長とよりよいコミュニケーションを図ることに繋げられるのではないかと言って下さった方がいらっしゃいました。まさしくそれは、当法人の目指している早期療育だと思いました。医療と福祉のコラボレーションにより、早期療育をNICUに入院している子ども達から始めることができたら、きっとそこで出会う子どもたちや保護者に寄り添うことができ、より丁寧な支援ができるのではないかと思いました。
このような機会を与えてくださった皆様、本当にありがとうございました。

FullSizeRender (1).jpg

FullSizeRender.jpg
清水先生(左)とランチョンセミナーで座長をしてくださった坂田先生(右)

懇親会.jpg
懇親会の様子