離職理由とライフワークバランス [2022年07月14日(Thu)]
理事長の小田です。
2019年の介護労働実態調査によると、辞めた理由は以下の通りです。 女性 1位:結婚・出産・妊娠・育児 2位:職場の人間関係に問題があった 3位:法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があった 4位:他に良い仕事・職場があった 男性 1位:自分の将来の見込みが立たなかったため 2位:職場の人間関係に問題があった 3位:法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があった 4位:他に良い仕事・職場があった 女性の理由1位「結婚・出産・妊娠・育児」ばかりか、男性の理由1位「自分の将来の見込みが立たなかったため」は、結婚や出産を意識してライフプランを見直すタイミングが離職につながるのだと思われます。 政府は育児・介護休業法を幾度も改正することで、生活と仕事の調和のとれた就業環境整備に取り組んでいます。また処遇改善加算を重層的に配備することで、キャリアパスに連動した給与体系の整備を後押ししています。※引用1 わんぱく会は、社会保障制度の中での限られた報酬の分配を、役職者に比較的厚くする方針を取っています。また社会保障制度以外の事業を行うことで、職員のキャリアパスの選択肢を増やし、またキャリアに見合った給与を実現できるように取り組んでいます。職員一人ひとりの働き方に合わせることで、永く働ける職場の実現を目指しています。 ※引用1「最新 社会福祉士養成講座(1)福祉サービスの組織と経営」220−222ページ 「最新 社会福祉士養成講座(1)福祉サービスの組織と経営」第4章 第3節 2 |