多様な働き方 [2022年07月12日(Tue)]
理事長の小田です。
厚生労働省は2007年に「社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的な方針(新人材確保指針)」を公表し、人材確保の方策として以下の5つを明示しました。 1.労働環境の整備の推進等 2.キャリアアップの仕組みの構築 3.福祉・介護サービスの周知・理解 4.潜在的有資格者等の参入の促進等 5.多様な人材の参入・参画の促進 中でも「5.多様な人材」に関しては、昨今のライフワークバランスの観点から、多様な雇用形態を取り入れることが人材確保に有用とされています。 その際には、2018年のパートタイム有期雇用労働法の改正に合わせて告示された「同一労働同一賃金ガイドライン」に基づいた運用に注意する必要があります。※引用1 福祉サービスは人材がすべてです。多様な働き方を認めることが、採用力向上と組織強化につながります。 発達わんぱく会は、職員のうち半数は正社員で、半数は契約社員(パートタイムなど)です。また正社員のうち半数は、短時間正社員です。短時間正社員は、育児・介護や、大学院等で勉強などを理由に、週32時間を勤務する正社員です。職員一人ひとりの生活やキャリアにあった多様な働き方を可能にすることで、理念に共感する優秀な人材が永く働くことを実現しようと取り組んでいます。 ※引用1「最新 社会福祉士養成講座(1)福祉サービスの組織と経営」193−195ページ ![]() 「最新 社会福祉士養成講座(1)福祉サービスの組織と経営」第4章 第1節 2 |
Posted by
小田知宏
at 10:53
| 「福祉サービスの組織と経営」の実践
| この記事のURL